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Channel: FASHION(ファッション) | HOUYHNHNM(フイナム)
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good thing | 2014 Spring Summer | No.03


good thing | 2014 Spring Summer | No.02

good thing | 2014 Spring Summer | No.01

ギャルは日本代表ユニをどう着こなすの? 109の店員が実践します♡

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Enjin109_KV.JPG サッカー日本代表のオフィシャルサプライヤーといえば、〈アディダス〉です。そんな〈アディダス〉が2014 FIFA ワールドカップブラジルに望む日本代表の応援の一環として、渋谷で「adidas presents SHIBUYA GIRL'S ELEVENCUP@109」を開催いたします。 "サッカー日本代表ユニフォームの女の子らしいかわいい着こなし"をテーマに、SHIBUYA109のショップスタッフ70名に応援のためのコーディネートを考案してもらい、一般応募による人気投票を行うという同イベント。 投票結果の上位11名には、6月14日(土)に実施予定の『SHIBUYA GIRL'S ELEVEN発表会』にて「SHIBUYA GIRL'S ELEVEN」として選出されるという特典付き。 しかも、それに伴いSHIBUYA109の11ブランドによるサッカー日本代表レプリカTの限定バージョンも発売されるとのこと。 Enjin109_product.JPG
¥5,900+税(本体:¥3,900+カスタム代¥2,000) 各ブランドの全国店舗では5月15日から、ネットショップでは5月21日より販売
サッカーと〈アディダス〉とギャル、そして109。フイナム読者には驚きの組み合わせではありますが、面白そうなのは事実。2014 FIFA ワールドカップブラジルへの高揚感をこういったイベントとともに味わってみてはいかがでしょう。
Text_Hiroshi Yamamoto
「adidas presents SHIBUYA GIRL'S ELEVEN CUP@109」 5 月27 日(火):中間発表 / 実施場所:SHIBUYA109 店頭特設ステージ 〜中間順位の発表と、ファッションショーを開催〜 6 月14 日(土):発表会 / 実施場所:SHIBUYA109 店頭特設ステージ 〜投票結果による上位11 名を『SHIBUYA GIRL'S ELEVEN』として発表〜 当日はスペシャルゲストも登場予定! アディダスグループお客様窓口 電話:0120-810-654 (土日祝除く、9:30~18:00) adidas.jp/originals/blog/20140507-100103.html

faqioがTODAY'S SPECIALでPOP UP SHOPをオープン。

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faqio_poppup001.jpg 「Relax, Femininity And A Bit of Mischief(リラックスさ、フェミニンさ、と少しのいたずら)」をテーマに、女性らしさを引き立てるデイリーウェアを展開する〈ファキオ(faqio)〉がこの度、POP UP SHOPをオープン。 その前に〈ファキオ〉について簡単な説明を。ブランド誕生は2014年。"faqio"という名前には、ラテン語のfacio(自ら作る)をもじったもので、qには"unique(少しのアクセント)"、"aqua(ワードローブに溶け込む)"という意味がそれぞれ込められています。クラシックなアイテムに一工夫を加えたリアルクローズを根底に、生地や縫製にこだわったニットやカットソーの可能性を引き出すモノづくりに、早くも注目が集まっているブランドです。 今回のPOP UP SHOPでは、新作アイテムをはじめとした春夏コレクションが厳選ラインナップ。お近くに寄られた際には是非覗いてみてください。
Text_Jun Nakada
faqio POP UP SHOP in TODAY'S SPECIAL 日時:5月16日(金)~5月29日(木) 場所:TODAY'S SPECIAL 自由が丘店 2F 住所:東京都目黒区自由が丘2-17-8 www.todaysspecial.jp  www.faqio.com

レジェンドスケーターがタッグを組んだ希少なカプセルコレクション。

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DECK 8.06 ¥10,000+TAX
1990年代と2000年代のレジェンドによる強力タッグが実現。ファッションアイコンとしてスケートシーンのみならずファッション界からも高い支持を得ている〈JT&CO〉を主宰するジョバンテ・ターナーと、同じくスケートブランドの〈DGK〉を主宰するスティービー・ウィリアムスとが手を組んだカプセルコレクションがリリース。 1992dgk002.jpg
[左から]INFINITY TEE ¥5,500+TAX、TIMELESS TEE ¥5,500+TAX
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[左から]L/S TEE ¥6,500+TAX、1992 TEE ¥5,500+TAX
注目すべき点は懐かしいグラフィック。"1992"や"ウィングモチーフ"が大胆にプリントしたそれは、某ブランドが90年代に展開していたものを彷彿とさせるだけでなく、実にキャッチーに仕上げています。 トレンドとブランドカラーを絶妙にブレンドさせたアイテムは、それぞれの時代を牽引した両者の感性が見事に融合したコレクションと言えます。Tシャツや長袖カットソーの他、スウェットパーカも展開。今回のために製作されたムービーと合わせてチェックを!
Text_Jun Nakada
Harvest Dist. 電話:03-6427-2994 www.jovontaeturnerandco.com

TIMBUK2 LABORATORY~ティンバック2を知る為の3ステップ~

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メッセンジャーカテゴリーにおいて米国市場シェア率No.1を誇るのが、この〈ティンバック2〉。デザインとタフネス、スムーズなクロスストラップなどの機能を集約した逸品をリリースし続けるバッグブランドです。アメリカのメッセンジャーカルチャーの礎である〈ティンバック2〉の歴史と魅力に触れ、〈ティンバック2〉のこれまでとこれからについてわかりやすくご紹介します。

Illust_Sarika Toriumi
Edit_Yuji Nakata

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メッセンジャーカテゴリーにおいて米国市場シェア率No.1を誇るのが、この〈ティンバック2〉。デザインとタフネス、スムーズなクロスストラップなどの機能を集約した逸品をリリースし続けるバッグブランドです。アメリカのメッセンジャーカルチャーの礎である〈ティンバック2〉の歴史と魅力に触れ、〈ティンバック2〉のこれまでとこれからについてわかりやすくご紹介します。

Photo_Masaki Sato
Text_Hiroaki Nagahata
Illust_Sarika Toriumi
Edit_Yuji Nakata

気になるプロダクト 其の壱 クラシックメッセンジャー
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25周年を迎える「クラシックメッセンジャー」。
顧客からのフィードバックや幾度にも渡る社内テストを経て進化し続ける〈ティンバック2〉の「クラシックメッセンジャー」シリーズ。今年で25周年を迎えるこのスタンダードアイテムには、都会を走るライダーたちにとって欠かせない"気の利いた"スペックとディテールが備わっています。
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クラシックメッセンジャー
25年の経験を通じて進化する〈ティンバック2〉を代表するメッセンジャーバックです。「クラシックメッセンジャー」は新たなレベルの機能、および大幅な軽量化を特徴に完全に作り直され、以前のバージョンよりも25パーセントも軽くなり、2倍の強度を誇ります。
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着替えやカメラとは別に、iPadや書類を収納できる内部のスラッシュポケットが完備されています。バッグの素材に使用されているのは、長年の経験から生み出された強度と撥水性を兼ね備えたニューコーデュラ 940D 耐久ナイロンを使用しています。鞄を閉めたときに四隅を守ってくれるコーナーフラップもポイントです。
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両サイドに配された大小のメッシュポケットには、ドリンクとサプリを。これがあるから逆にそれらを常備しようという気になるかもしれません。内側の細かなディテールは、荷物持ちのユーザーに嬉しいスペック。
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このトップグラブハンドルがあるのとないのとでは大違い。とくに夏場は自転車に乗っていないときに背中が熱くなるので、これがすごく役立ちます。電車や飛行機などで、荷物を持ち上げるのにも便利です。
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サイドからのスメーズな収納を可能にするナポレオンジップポケットもポイント。バックを開く必要もないので、財布や鍵などのアクセサリー類類を忍ばせておくのに便利です。
今年、ブランド生誕25周年を機にアップデートされたこちらの「クラッシックメッセンジャー」をはじめ、「エスペシャルライン」の充実、「カリフォルニアライン」のニューカラーなどを提案していきます。
気になるプロダクト 其の弐 エスペシャルシリーズ
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本格派なら「エスペシャルライン」。
お次は「エスペシャルライン」。更にハイスペックを求めるバイクライダーやコミューターファン向けの「エスペシャルメッセンジャー」からご紹介(ちなみに、今回紹介する「エスペシャル」シリーズはいずれも15インチMacBook Proが収納できるポケットつき)。
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エスペシャルメッセンジャー
ティンバック独自の素材、TPUライナーとブートによる防水加工と、快適な風通しを実現する背中部分のクーリングパネルはまさに実用的の一言に尽きます。また、本体にはエアジェット織機による6.6リップストップナイロンを使用、過去最高の強度と軽さが自慢の逸品です。
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片手で操作ができるテンションロックとマグネットバックル付きのフラップは、一回これに慣れると他のものは使えなくなりそう。ちなみに、ライダーにとって一回バッグを下に降ろしてから荷物を取るのはご法度です。
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アムビデクスチュラスショルダーストラップ。つまり、右利きでも左利きでも使えるように、ストラップを両サイドに付け替えることができます。さらに、ショルダー部分はクッションつきなので、走行中に肩が痛くなることもありません。
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「エスペシャルクラロメッセンジャー」
こちらはサイクリスト用に開発された「エスペシャルクラロメッセンジャー」。夜間走行の安全を保証してくれる反射式のhammered生地パネルを搭載しているので、通勤にもガシガシ使えます。
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財布などの小物を入れるのに便利なインターナルオーガナイザー。さらにフラップをロールアップすれば、内容量に合わせてバッグをコンパクトにすることも可能です。
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ロゴは控えめに主張するデザインで、質の良さと硬派な印象を兼ね備えています。こういったディテールに琴線触れた方も多いのではないでしょうか。
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「エスペシャルメディオバックパック」
「エスペシャルメディオバックパック」はミドルサイズのバックパックで、高い撥水性とずば抜けた強度はこれまで紹介してきたモデルと同様。2つの外部ポケットにはそれぞれドリンクとU字ロックが収納できます。
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一番の特徴はヘルメットなどを収納するために拡張可能なフロントパネルポケット。バッグ本体が変に膨らまず、スマートに持ち運ぶことができます。
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バックパックは暑い季節が心配ですが、これは背中が汗だくにならないように、クーリングメッシュのパッドもしっかり装備されています。
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「エスペシャルブエロバックパック」
「エスペシャル」シリーズのラストは「エスペシャルブエロバックパック」。このモデルはとにかく軽い。小回りが利くので、そこまで荷物を多く持ち運ばないサイクリストにもぴったりです。
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ジップ付きの小物収納用ポケットの中身は右サイドの"ナポレオンポケット"からも取り出すことができるので、走行中、財布や携帯を使いたいときに重宝します。
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ストラップサスペンションで走行中も常に最適なポジショニングを維持。また、真ん中のスターナムストラップと腰部分のヒップベルトで固定すれば、どんなに激しく動いてもバッグはぴたりと身体にくっついたままです。もちろん、こちらもクーリングメッシュで通気性は抜群。
気になるプロダクト 其の参 カリフォルニアライン
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シティ使いだったら「カリフォルニアライン」。
80年代サンフランシスコのカルチャーに思いを馳せ、ヴィンテージのティンバックからインスパイアされてスタートした「カリフォルニアライン」。より"今っぽい"ラインナップですが、従来の高い機能性はまったく損なわれていません。
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ヘイトパック
「ヘイトパック」はレイドバックした雰囲気が魅力のキャンパスパック。一番外側のポケットにはサングラス、真ん中のポケットには財布や鍵、メインのコンポーネントにはタオルやラップトップ(15インチまで)を収納して、U字ロックポケットでドリンクを携帯すれば、快適に都会でのチルアウトを満喫することができます。スケボーでの移動にはこれが一番ぴったりかもしれません。
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アクティブなライフスタイルを連想させる気持ちのいいカラーリングが印象的なコチラ。素材には高密度の900D Poly Oxfordを使用しているため、カリフォルニアのビーチ沿いでも中身が濡れる心配はありません。
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テレグラフパック
この少しイナたいフォルムとカラーが素敵な「テレグラフパック」。先ほど紹介した「ヘイトパック」よりも、よりシンプルな作りのモデルですが、外側のチェーンにはアクセサリーをつけて自由にカスタマイズが可能。自身のバックグランドをアピールするチャンスです。
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また、バッグの側面に配されたコンプレッションストラップを使えば、荷物が少ないときにバッグを絞ることも可能。ショルダーストラップはパッド付きで背負い心地も上々です。
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「エンバカデロメッセンジャー」
最後に紹介するのは、クラシックなデザインでコンパクトな「エンバカデロメッセンジャー」。1980年代のサンフランシスコの空気を意識したカラーは特に女性にオススメです。ベロクロで閉まるので、中身が濡れたりこぼれ落ちたりする心配もありません。フロント部分にはキーキーパー付きのポケットと、サイドから中身を取り出せる小物用ポケットの2つがついています。
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内側には、タブレットや本などを収納するためのスラッシュポケットつき。"スポーツ"が気分の今季こそ、トライアルメッセンジャーとしてこちらのバッグを試してみてはいかがでしょうか。

伊藤忠ファッションシステム株式会社
電話:03-6439-3158
www.timbuk2-jp.com/
www.facebook.com/timbuk2japan

BACK NUMBER
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メッセンジャーカテゴリーにおいて米国市場シェア率No.1を誇るのが、この〈ティンバック2〉。デザインとタフネス、スムーズなクロスストラップなどの機能を集約した逸品をリリースし続けるバッグブランドです。アメリカのメッセンジャーカルチャーの礎である〈ティンバック2〉の歴史と魅力に触れ、〈ティンバック2〉のこれまでとこれからについてわかりやすくご紹介します。

Edit_Yuji Nakata
Illust_Sarika Toriumi

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歴史をおさらい。
1989年に誕生して以来、サンフランシスコのメッセンジャーカルチャーを支えてきたバッグブランド〈ティンバック2(Timbuk2)〉をご存知でしょうか?
あるいは、そのモデルとなるのが古着市場でもカルト的な人気を誇る〈Zo Bag(ゾー バッグ)〉だったということまで知っている人は、そう多くないかもしれません。
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そもそもメッセンジャーバッグとは、ニューヨークのグローブ・キャンバス(Globe Canvas)氏、別名デ・マルティーニ(De Martini)によって、デザインされたショルダーバッグが起源とされています。当初は、電話会社の電気工事作業員のために強度と利便性を備えた、いわゆる機能に特化したバッグとして考案されました。
不安定な足場でもスムーズに作業するため、容易に工具を取り出すことのできるバッグは必要不可欠であり、それを叶えるバッグはエポックメイキングなプロダクトだったといえます。
その後、サンフランシスコのバイクメッセンジャーだったロブ・ハニーカット(Rob Honeycutt)が、わずか200ドルの初期費用から、黒地のハンドルバーバッグ(自転車のハンドル部に括り付けるバッグ)を50個だけ生産し、"The Freewheel"というお店で販売を開始しました。
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その間もロブ・ハニーカットはバイクメッセンジャーとして働いており、当時バイクメッセンジャーでありアーティストとしての顔を持っていたエリック・ゾー(Eric Zo)の「ZOBags」を愛用していました。
「ZOBags」は、エリック・ゾーが1984年にメッセンジャーの友人のために制作を始めたメッセンジャーバッグです。父親もサイクルショップを経営していたこともあり、メッセンジャーにとって必要なバッグがどんなモノなのかを正確に把握していたことと、クリエイターとしての才能が、そのバッグにはいかんなく発揮されていました。
また、世界中のメッセンジャーが「ZOBags」の斬新な1ピース構造に注目し、ロブ・ハニーカット自身も「ZOBags」を丹念に研究していました。
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Scumbagsの1ピース構造のメッセンジャーバッグ。
ロブ・ハニーカットはそのバッグにさらなる可能性を感じ、間もなくしてメッセンジャーバッグを制作。初回コレクションを「The Freewheel」と、自身が立ち上げたメッセンジャーバッグの会社〈Scumbags〉で本格的に販売を開始したのです。
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ScumbagsからTimbuk2へブランド変更した際のファーストモデル。
その一年後、ブランド名の持つアイデンティティ、そして信頼性について疑問を感じるようになりました。そして〈Scumbags〉を、サハラ砂漠の通商路において重要な中継地であり、様々な伝説や物語を持つアフリカの街Timbuktu(トンブクトゥ)と、ロブ・ハニーカットが敬愛したインディーズバンド「Timbuk3」の名前から取った〈Timbuk2〉に変更し、それが現在まで続いているわけです。
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名前の由来はこんな感じ。
〈ティンバック2〉創設一年後の1990年、最初の卸先に決まったのがオレゴン州ポートランドにある「The Bike Gallery」。
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ロブ・ハニーカットは1つずつ受注生産をすることを思いつき、バッグの製作に必要なすべての材料を縫製機械から手の届く範囲に置きました。つまり当時、すべてのバッグが、ロブ・ハニーカット1人によってオーダーメイドされていたのです。
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メッセンジャーバッグブランドとして軌道に乗った〈ティンバック2〉は、1994年にサンフランシスコベイを渡ったエミリービルという土地に拠点を移し、そこでマス・カスタマイゼーションとトヨタモーター社のメーカー哲学を学びます。
そして、他ブランドとの差別化を決定づけた、今や〈ティンバック2〉のシグネチャーモデルと呼ばれる特徴的なスリーパネル、カラフルなデザイン、一目でわかる渦巻きのアイコンを携えた、メッセンジャーバッグ「クラシックメッセンジャー」を発表するに至ったのです。
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その後も〈ティンバック2〉の勢いは衰えることを知らず、バイクショップやエンドユーザーに向けてカスタムデザイン可能なオリジナルバッグの受注制作を開始。上の写真のように、ユーザーの依頼に合わせたデザインをパネルごとに制作します。
このサービスの登場で、より多くの人の満足度を向上させることに成功し、さらに〈ティンバック2〉の名が世間に知れ渡っていきます。
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1997年には、カリフォルニア州アナハイムのインターバイクトレードショーに出展し、展示会場にてカスタムメッセンジャーバッグの生産パフォーマンスを行います。ちなみに、その頃の拠点はサンフランシスコのミッションエリアのTreat Streetに移っていました。
その後、インターネット版のカスタムバッグオーダーフォームの開発に取り掛かり、timbuk2.com上で「バッグビルダー」というセミオーダーのバッグ販売を開始。時代性に合わせ、コンピューターのキャリーケースやラップトップのソフトケースの開発にも成功します。
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そして2004年には、〈ティンバック2〉はヨガバックやメッセンジャーバッグのアーティストシリーズ、トートバッグやダッフルバッグなどを加えたバッグとアクセサリーのコンプリートラインを始動し、2006年には初のフラグシップストアをサンフランシスコのヘイズバレーにオープンし、総合的バッグブランドへと成長していくのです。
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2008年、〈ティンバック2〉はサンフランシスコにある工場を改装し、他に例のないワークスペースと環境を創立。2009年には創業20周年を記念して、アニバーサリーモデル"Lived in Messenger Bag"を発表しました。
そして2014年の今年、〈ティンバック2〉はブランド創業25周年を迎えます。顧客からの数多のフィードバックと厳格な審査で行われたユーザーテスト、25年の歴史より培われてきた豊富な知識より「クラシックメッセンジャー」が、機能とスタイルの双方において大幅にアップグレードしてリリースされます。
vol.2では生誕25年の歴史を踏襲しつつ進化する〈ティンバック2〉の最新モデルの魅力を、細部にわたるディテールとスペックにフォーカスしてご紹介します。その前に、まずは2014年春夏のルック画像を見ながらワクワクと興奮を胸に秘め、vol.2の公開に備えて下さい。
2014 SPRING/SUMMER IMAGE VISUAL
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伊藤忠ファッションシステム株式会社
電話:03-6439-3158
www.timbuk2-jp.com/
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BACK NUMBER
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ONEDAY WITH EASTPAK

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〈イーストパック(EASTPAK)〉を愛用する個性豊かな4人の『とある一日』。本人のライフスタイルと合わせ、そのバッグの魅力に改めて迫ります。なぜ彼らは〈イーストパック〉を使い続けるのか。なぜ彼らは今も昔も変わらずに、このバッグに惹かれてしまうのか。フイナム初となるムービー連動企画、全8回のボリュームでお届けします。

双日ジーエムシー(イーストパック)
電話:03-6894-5760
http://www.eastpak.jp/
https://www.facebook.com/EastpakJapan
https://twitter.com/EASTPAK_JPN

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イーストパックを愛用する人の一日を追いかける本企画。VOL.7は、モデルの玉城ティナさんの「とある一日」をスタイリッシュな映像表現に落とし込んだイメージムービー。

Movie Director_Ryoji Kamiyama
Videographer _Genta Uehara
Making Movie_Norichika Inoue
Edit, Photo_Yuji Nakata
Special Thanks_ CARBOOTSroma

玉城ティナ/モデル
1997年生まれ、沖縄県出身。2012年の10月より、ファッション雑誌『ViVi』の専属モデルとしてデビュー。その後、様々なメディアにも取り上げられ、若者のファンを中心にカリスマ的人気を獲得している。多くの現役女性アイドルからも支持される、若干16歳の超個性派モデル。
and-indy.com/models/tokyo_office/index

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BACK NUMBER
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〈イーストパック(EASTPAK)〉を愛用する個性豊かな4人の『とある一日』。本人のライフスタイルと合わせ、そのバッグの魅力に改めて迫ります。なぜ彼らは〈イーストパック〉を使い続けるのか。なぜ彼らは今も昔も変わらずに、このバッグに惹かれてしまうのか。フイナム初となるムービー連動企画、全8回のボリュームでお届けします。

Movie Director_Ryoji Kamiyama
Videographer _Shiji Kawamura
Making Movie_Norichika Inoue
Edit, Photo_Yuji Nakata
Special Thanks_JACKPOT, Pizza SLICE

吉田沙世/モデル
1990年生まれ、愛知県出身。可憐な佇まいに強く凛々しい瞳が印象的な吉田沙世さん。モデルとしては小柄ながらも抜群のプロポーションで、多くのファッション誌から熱い視線を送られている。最近ではCMやPV、ラジオ番組のMCなどマルチに活躍。自然体且つハイセンスな私服にも定評があり、男女問わずに多くのファンを惹き付けている。
www.vithmicpro.co.jp/tokyo/model/ladies/sayo_yoshida.html

モデル、吉田沙世という人間について。

-まず吉田さんのパーソナルな部分を聞かせてください。吉田さんは東京出身なんですか?

吉田沙世(以下吉田/敬称略): いえ、19歳くらいの時に名古屋から東京に出てきました。今24歳なので、こっちに来てもう5年くらい経ちますね。

-東京に出てきたのは、モデルになってからですか?

吉田: そうですね、名古屋でスカウトされて。それまでモデルの仕事に憧れとかはなかったんですが、私の母親も若い頃にモデルをやっていて、それに対しては良いイメージだったというか。でも自分がモデルになるなんてまったく想像してなかったですね。

-では、今の仕事をしているなかで何となく違和感があったり?

吉田: もちろんありますよ。自分が広告になっていたり、知らない人に声をかけられたり。でも、そういうのは素直に嬉しいです。

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-モデルという仕事の魅力について教えてください。

吉田: モデルの仕事だけではないと思うんですけど、自分という人間が誰かを元気付けていたり、励みになっていたりするなら。それってすごく素敵なことだと思うんです。シンプルすぎますか(笑)?

-いえいえ、シンプルで良いと思いますよ。ちなみにモデルになろうと決意したキッカケとかはありましたか?

吉田: スカウトされた時に母親も友人も背中を押してくれたんです。ただ、私は好奇心旺盛な性格なので、少しでも興味のあることには挑戦したくなってしまうんです。だから、きっと他の職業を周りの人に薦められていたら、別の仕事をしていたんだろうなって思います。

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素で向き合う人間関係。

-周りの人にどんな人間だと言われますか?

吉田: 天真爛漫かなぁ(笑)? でも昔と比べて少し落ち着いてきたような気がします。上京してすぐの頃は何に対してもがむしゃらだったけど、少し慎重になったのかなぁ。落ち着いて物事を考えるようになりましたね。良い意味で自分にできることと、できないことを判断できるようになったというか。

-たとえば?

吉田: 何も考えずに飛び込むのは止めよう、とか。あと、自分に嘘をつくのが下手になりました。良いモノは良いって言えるけど、良くないモノを良いって言えなくなったと思います。言葉にするのは難しいけど、なんでも相手に合わせたり、ニコニコしてるだけは嫌だなって。素直でいたいって思うようになったんです。

-確かに、吉田さんの魅力は"素"な感じだと思います。

吉田: 本当ですか? でも、たしかに今回の撮影は仕事っていう感覚はほとんどなかったし。実際、休日のように好きな物食べて、好きな友達と遊んでって感じでしたから。ぜんぜん仕事っぽくなくてごめんなさい(笑)。

-良いように思われようとか、そういうのも大事ですけど、吉田さんはそうじゃないほうが好感持てます。

吉田: え? 良いように思われようとはしてたんだけどなぁ(笑)。

-それは失礼しました(笑)。

吉田: でもホントに肩肘張った人間関係って苦手なんです。私は、色んな人に興味があるから。その人の素のところを見たいんです。だからかしこまった空気感だと、それに合わせないといけないから無駄に緊張しちゃうんです。

-なるほど。

吉田: たとえばファッションや音楽のセンス、あとは知識もそうですが、素で向き合っていくとその人の色んな魅力を吸収することできるし。私は色んな人から色んな影響を受けていきたいんです。こういった現場で知り合う人達って、みんな本当に個性豊かですからね。

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-吉田さんの趣味について聞かせてください。

吉田: もちろんファッションは好きです。でも音楽と踊ることが一番本当に好きなんです。

-踊ること?

吉田: 小学生の頃からずっとダンスをやっていたんです。だから音楽も、グルーヴ感のある曲ならどんなジャンルの音楽でも聴きますね。

-なるほど。どういった経緯でダンスに興味を持ったんですか?

吉田: 小さい頃から家のテレビにMTVが入っていたんです。それで洋楽がすごく好きになって、ジャネット・ジャクソンとかに憧れていましたね。ミュージックビデオをひたすら観てました。

-じゃあ結構家で過ごすことが多かったですか?

吉田: いえいえ、そんなこともないですよ。むしろ毎日、缶蹴りやドッジボ-ルとかしてましたね。ひたすら逃げてましたけど(笑)。みんなに会いたいなぁ。

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-モデルの仕事だけでなく、ラジオ番組なんかもやってるみたいですね。

吉田: そうなんです。ファッションやビューティーのモデル仕事だけじゃなく、世界中の音楽やカルチャーに触れるラジオ番組のパーソナリティーをやらせてもらってます。本当に音楽が好きだったので、そういう仕事ができているのはすごく嬉しいことですね。でも人前で話すのがあまり得意じゃないので、いつも不安でいっぱいです(笑)。

-そういった多ジャンルの仕事をするうえで大切なことってなんですか?

吉田: どれも表現する仕事なので、常に色んなことにアンテナを張っています。たとえば、休日に映画館や美術館に行ったり、古着屋さんで見たことのない服を見たりするのもそうですね。新しい発見が好きなんです。

-まさに好奇心旺盛ですね。

吉田: でも疲れた時には家で2匹のネコと戯れてます。

-はい。

吉田: あ、興味ないでしょ(笑)! ミーちゃんとシーちゃんていうんですけど、すごく甘えん坊なんです。猫ってすごく表情が豊かで人間っぽいっていうか。どっちもメスなんですけど、私の憧れのモデルとも言える可愛さと、凛とした美しさもあって(笑)。

-はい。

吉田: また興味ない(笑)! 生まれ変わったら猫になりたいですね(笑)。

-デレデレですね。

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イーストパックとの出会い

-はじめて〈イーストパック〉と出会ったのはいつ頃ですか?

吉田: そうですね、2年くらい前に古着屋で見かけたのが最初だったと思います。ちょうどその頃から、古着屋に行くようになったんですけど。だから私の初〈イーストパック〉は古着でしたね。

-なるほど。バックパックってどんな時に使いますか?

吉田: 出会ったのが最近だから、私にとって〈イーストパック〉は結構大人になってから手にするバッグっていう感じで。

-では今日使っているモデルにはどういった印象をお持ちですか?

吉田: まさにこれは大人っぽさ全開というか。ディテールにレザーを使っているのも落ち着いた印象だし、それに総柄っていうギャップが面白くて気に入ってます。柄って今年のトレンドアイテムでもあるし、しかも羽根のデザインってすごく珍しい。それをハデにするんじゃなく、シックな色でまとめてるのがいいですよね。

-確かにデザイン性が高いのに上品な印象を受けます。吉田さんが最近気になってるスタイルについて教えて下さい。

吉田: 大人スポーティって感じですかね。今日もそうなんですけど、普段から動きやすい格好が好きで、わりとラフなアイテムでまとめることが多いんです。今日だったらスウェットパンツとスニーカーでスポーティな印象を出しつつ、そこにコートを合わせて少し大人っぽさも意識しています。

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-今日のスタイリングにそのバッグを合わせたのはなぜでしょう?

吉田: リュックって沢山荷物が入るのに両手も空くから、とにかくラクで便利。でも今日のスタイリングでいうと、コーディネイトのハズしにもなるし、大人っぽい素材とカラーリングなんで、全体のバランスを取るのにこのデザインがちょうど良かったんです。

-ちなみに今日のバックの中身を見せてもらってもよろしいですか?

吉田: まずは基本的なアイテムとして財布、スケジュール帳、鏡、化粧グッズの入ったポーチがありますよね。あとはスタイリストやカメラマンの友達が多いので、ルックはいつでも見せられるように持ち歩いてます。あ、ちゃんとした場所だとスニーカーからヒールに履き替えるので、それも入っていますね。

-ルックやヒールを持ち歩いているのは、モデルならではですね。

吉田: もちろんリュックじゃないと無理なんですけど(笑)。一日に色んな用事が詰まっていて外出時間が長いと、たいてい荷物も多くなってしまいます。そうなると服装もなるべく疲れにくいラフなものを着るようになりますから。でも今日は、夜遊びに行く予定があるので大人っぽさも欠かせないかなって(笑)。カラバリもそうですけど、最近は色んなデザインも出ているので、シーンごとにもっと使い分けていきたいなって思ってます。

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双日ジーエムシー(イーストパック)
電話:03-6894-5760
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イーストパックを愛用する人の一日を追いかける本企画。VOL.5は、モデルの吉田沙世さんの「とある一日」をスタイリッシュな映像表現に落とし込んだイメージムービー。

Movie Director_Ryoji Kamiyama
Videographer _Genta Uehara
Making Movie_Norichika Inoue
Interviewer_Ryo Muramatsu
Music_Gigi
Edit, Photo_Yuji Nakata
Special Thanks_JACKPOT, Pizza SLICE

吉田沙世/モデル
1990年生まれ、愛知県出身。華奢で可憐な佇まいに強く凛々しい瞳が印象的な吉田沙世さん。モデルとしては小柄ながらも抜群の存在感で多くのファッション誌で活躍。最近ではCMやPVなどにも多く出演している。自然体且つハイセンスな私服にも定評があり、男女問わずに多くのファンを惹き付けている。
www.vithmicpro.co.jp/tokyo/model/ladies/sayo_yoshida.html

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〈イーストパック(EASTPAK)〉を愛用する個性豊かな4人の『とある一日』。本人のライフスタイルと合わせ、そのバッグの魅力に改めて迫ります。なぜ彼らは〈イーストパック〉を使い続けるのか。なぜ彼らは今も昔も変わらずに、このバッグに惹かれてしまうのか。フイナム初となるムービー連動企画、全8回のボリュームでお届けします。

Movie Director_Ryoji Kamiyama
Videographer _Genta Uehara
Making Movie_Norichika Inoue
Interviewer_Ryo Muramatsu
Edit, Photo_Yuji Nakata
Special Thanks_seedless bar

今井洋介/写真家、アーティスト
森林、山、川、海、空といったネイチャーエレメントを独自の感性ですくい取る、冒険家にも似た写真作家として活動する傍ら、ミュージシャン、サーファーなど幅広い顔をもつ。現在はその多彩な才能と男気溢れるキャラクターで「フジテレビ」の大人気番組『テラスハウス』のメンバーとして世間の注目の的となっている。
www.imaiyosuke.com/

音楽と写真の二つには、相互にインスピレーションがあるんです。

-テラスハウスに出演中の今井さんですが、改めてどんな活動をされている方なのかを教えて頂けますか?

今井洋介(以下今井/敬称略): 僕は写真と音楽を使って表現活動をしています。写真に関しては主に個展を開いて、作品を展示してそれを買ってもらって、また新しい作品を作ったりしています。音楽はアコースティックギターを使ったインストゥルメンタルミュージックを作っています。最近はライブも増えてきて、より多くの人に自分の音楽を届けられるようになったのを嬉しく思っています。

-写真と音楽ということですが、どちらを先に始めたんですか?

今井: 始めたのはギターが先ですね。9歳の頃からやっていて、気付けばもう20年選手って感じです。写真を撮りはじめたのは18歳からなので、大体10年くらい。個展をやり始めたのは2年くらい前からです。

-では、1つではなく2つの活動を両立するスタイルは、どのようにして生まれてきたのでしょうか?

今井: 昔から自分の生活にあったものなので意図して生み出したとか、そういうのは一切ないんですけど。どっちも自分を表現する手段として必要不可欠だったというか、自分の生活のなかにあり続けているのでどちらか1つを選ぶとかは逆に難しいですね。単純に両方ともが自分自身なので。それに僕自身は写真家とか、ミュージシャンとかそいう括りの前にアーティストとして表現活動をしている感じです。表現のツールが写真と音楽なわけで。

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-表現したいことのツールとしてその二つを使っているということですね。では、その2つの表現活動で共通する部分とかってあったりしますか?

今井: そうですね、もちろん共通していることはありますよ。僕はわりとセンチメンタルな 趣向を持っている方だと思うんです。写真にしろ音楽にしろ、少し感傷的というか。意図しているわけではないんですが、自分にとって「これいいな」とか「素敵だな」というものが、どちらともそういう表現として出来上がっている気がしますね。

-共通した感性が込められているわけですね。両方を平行してやっていることで得られる利点のようなものってあったりしますか?

今井: もちろんありますよ。写真を撮っていて煮詰まったら、頭のなかのモヤモヤを別のカタチで吐き出すためにギターを手にしてみたり。大抵そういう時は、いい曲ができたりするんですよね(笑)。逆にギターがうまくいってなかったら景色を見に出かけて、その時はいい写真が撮れたりとか。結果だけ見たら、互いに支え合ってる感じですね。やっぱり1つだけじゃダメなんですよ(笑)。

-その2つはご自身から生まれてくるものなので、結局はリンクしていくってことですね。

今井: そのとおりです。音楽を作っている時は情景を思い描きながら作っていくし、写真を撮っているときはメロディが流れてくる感じなんで。さっき、どっちかが煮詰まったらという表現をしましたが、ニュアンス的には自分自身を整理して固めるために、もう一方に手を出して感覚を研いでいくって感じです。だから片方がうまく出来てくると、もう片方も自ずとうまくいくんです。

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-写真と音楽を平行して進めることで、ご自身の感性を研ぎすましていくことができるわけですね。ちなみに先ほど9歳の頃に音楽を始めたとおっしゃっていましたが、そのキッカケはなんだったんですか?

今井: 両親が音楽好きなヒッピー夫婦だったんです。だから幼い頃からずっと親のレコードを聞きながら育ってきました。それで父親のギターを触らせてもらうようになって、自然と弾けるようになっていったんです。

-身近に音楽のある環境で育ってこられたんですね。では、それ故の自身の性格やスタイル、コダワリだったりがあれば教えて下さい。

今井: コダワリじゃないですけど、寝ている時以外は音楽に囲まれていたいなって思ってます。むしろ寝ている間もイヤホンつけてる感じです(笑)。

-心の底から音楽が好きなんですね(笑)。では、もうひとつの活動である写真を始めたキッカケはなんですか?

今井: 昔からインスタントカメラで撮ったりしてたんですが、もちろんそれは遊びで。で、18歳の頃に祖父から形見としてアナログの一眼レフを譲り受けたんです。写真を始めたのキッカケは、その一眼レフだったといえますね。それを片手に街を練り歩いたり、山登ったり、海行ったりするようになって。最近は海中や海面の写真にハマっていて、自分の趣味であるサーフィンだったりとリンクしていて、より自分らしさを表現できているような気がしています。

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海外生活で得た経験

-海外生活が長いと思うんですが、それはご両親の影響だったんですか?

今井: 祖父が通訳の仕事をしていたんですけど、それで海外の写真を見せてもらったりしていて。自分も英語が話せたら色んな世界が見れるんだろうなっていう憧れもあって、自然と海外に意識が向くようになっていったんです。で、その勢いのままロンドンに留学したわけなんですけど。

-ちなみに、いままで何カ国くらい訪れたことがあるんですか?

今井: 10カ国くらいですね。

-一番印象に残っている国があったら教えて下さい。

今井: ノルウェーに住んでいたんですけど、そこは日本で言う、九時五時の世界で生きていなくて、八時四時とか、七時三時とか。ライフスタイルの時間帯が全部前倒しなんです。だから家で過ごす時間が本当に長くて、それを大切にするんです。

-北欧は家具やインテリアのブランドが豊富ですもんね。

今井: そうなるってことは、家の環境をアップデートしていくことに価値を見いだしていきますよね。いい家具を揃えたり、いい珈琲を片手に本を読んだり、食事の準備も、それを食べるのにも時間を掛けたり。そういう文化に触れることってあまりないじゃないですか。特に日本みたいな国に住んでる分、その反動はとても大きいわけで。だから僕の海外経験のなかでも、ノルウェーという国は特別なんです。イマの自分のライフスタイルや価値観にも大きな影響を与えてくれていますね。

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-では、そんな海外経験が豊富な今井さんにお伺いします。必然的にパッキングする機会が多いと思うんですが、鞄というものに対して求めることってなんですか?

今井: このバックパックに関連づけると、デザイン性と機能性を兼ね備えていることですかね。個人的には、シンプルで無駄のないデザインが好きです。で、機能性でいうと「ややこしくない、めんどくさくない」ということ。ざっくりしたデザインでイージーアクセスできる構造。両手が自由になるバックパックが自分にとってはベストなんです。で、テンポよく荷物をまとめて、すぐに動けたりすることも自分にとっては重要で、こういうバックパックは重宝しますよね。あと、ここ。ジップが底の方まで開くんで大きな荷物も入れやすいですし。僕は15インチのMacBookとかも平気で入れてます。

-なるほど。ちなみに今朝お会いした時、キャリーケースも車に入っていましたよね?どのように使っていますか?

今井: どこにでも持っていけるのがデイユーズタイプのバックパックじゃないですか。ちょい出から一日くらいの外出だったら、このサイズで十分ですよね。でも二日以上の外出、海外にいくときキャリーケースを使ってます。こっちはしきりこそあるんですけど、やっぱり作りは極めてシンプルです。衣類をこっちにまとめて、カメラの機材はこっちとか。ソフトタイプなんで大きさのわり軽いのもポイント高いです。

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イーストパックの魅力。

-はじめて〈イーストパック〉と出会ったのはいつ頃ですか?

今井: そもそも、日本にいた頃は〈イーストパック〉のことを全然知りませんでした(笑)。でもすごく記憶に残ってるのはロンドンに留学してた時、地下鉄で見かけたお洒落なカップルが〈イーストパック〉をしょっていたんです。それが初めての出会いで、あまりにもサマになっていたんでスタイルみたいなのを感じてましたね。シンプルで背伸びしてない感じとか、その人自身で勝負してる感じで好感持てたんですよ。だから〈イーストパック〉との出会いも、〈イーストパック〉の印象も、その人を通じて僕の記憶に深く根付いているんです。

-なるほど。〈イーストパック〉がはじめて直営店を出したのもロンドンですからね。シンプルな着こなしで肩肘張らない感じでも十二分に洒落たカップルだったわけですね。では、続けて質問させて頂きます。好きなバッグの色ってありますか?本日は黒のバックパックですが。

今井: そうですね、結構洋服に色を取り入れるのが好きで、だからこそ何にでも合う黒のバッグを使うことが多いんです。あとカメラ機材って大体黒じゃないですか。小物系で色合わせしてると僕がカメラを持つときは黒が多くなっちゃいます。すごく私的な理由ですけどね(笑)。でもバッグって、その人がどんな生活そしていているのか、どんな価値観を持っているのかっていうのが如実に現れますしね。だから、この黒のバックパックは、僕にとってすべてが丁度いいんです。

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バッグパック:アウト オブ オフィス® ブラック ¥8,500+税
ラゲージ:ラゲージ トランバーズ S ¥25,000+税

双日ジーエムシー(イーストパック)
電話:03-6894-5760
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記念すべき第三回は、写真家、アーティストの今井洋介さんによるイメージムービー。スタイリッシュな映像表現に落とし込まれた「とある一日」をご覧下さい。

今井洋介/写真家、アーティスト
森林、山、川、海、空といったネイチャーエレメントを独自の感性ですくい取る、冒険家にも似た写真作家として活動する傍ら、ミュージシャン、サーファーなど幅広い顔をもつ。現在はその多彩な才能と男気溢れるキャラクターで「フジテレビ」の大人気番組『テラスハウス』のメンバーとして世間の注目の的となっている。
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第四回は、今井洋介さんのインタビュー編に続きます。
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〈イーストパック(EASTPAK)〉を愛用する個性豊かな4人の『とある一日』。本人のライフスタイルと合わせ、そのバッグの魅力に改めて迫ります。なぜ彼らは〈イーストパック〉を使い続けるのか。なぜ彼らは今も昔も変わらずに、このバッグに惹かれてしまうのか。フイナム初となるムービー連動企画、全8回のボリュームでお届けします。

Movie Director_Ryoji Kamiyama
Videographer _Shiji Kawamura
Making Movie_Norichika Inoue
Interviewer_Ryo Muramatsu
Edit, Photo_Yuji Nakata

春日潤也/モデル
数多くのアーティストのPV、広告、ファッション雑誌などで活躍。抜群のスタイルと個性的なルックスはもちろんのこと、等身大でナチュラルな雰囲気が魅力。かつて洋服屋で働いていたこともあり、そのファッションセンスは業界でも高い評価を得ている。
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モデル、俳優の春日潤也という人間について。

-イーストパックについて伺う前に、春日さんの趣味であるスケートボードについてお伺いしたいのですが。

春日潤也氏(以下春日/敬称略): 22歳から28歳くらいまでの間はやっていなくてブランクがあるんですけど、スケート歴で言ったら、だいたい8年くらいかな。でも全然うまくならないっすね(笑)。

-再開したキッカケはなんですか?

春日: 友達がもう一回スケートやろうよって誘ってくれて。じゃあ、駒沢公園ってとこがあるよって。知ってたけど行ったことなかったんですけど。昔はストリートで、街の中をぶらぶらしてるとかが多かったんですけど、そこで、アールスケートやランプだったりとか始めて、またハマるって感じでしたね。

-なるほど。再開してから飽きずに続けてる理由はなんですか?

春日: 理由ですか、ん~友達とワイワイ(笑)。なんでもない話をしたり、情報交換するチャンスだったり。なんかスケートコミュニティ自体が好きなんです。みんなで和気藹々とやって。で、アフターで飲みにいったり、クラブ行ったりとか。そういう一日の流れとグループ感が楽しいんです。

-結構、頻繁にスケートしてるんですか?

春日: 最近は、週2くらいですかね。

-駒沢公園以外だと、どのへんに行くんですか? 地方とかにも面白いパークありますよね。

春日: やっぱ宮下公園ができてからは、そこが多いですね。あとは世田谷公園か田町。地方の知らないパークとかにも行ったりしますし、年に一度はスケートキャンプもします。大人数でレンタカー借りて、山形の寒河江ってとこのパークで二泊三日で皆でキャンプしながら滑り倒すみたいな。

-夏合宿みたいで楽しそうです。生活の中心って感じですか?

春日: 仕事がなければ、ホントにスケートしてることが多いっすね。遊ぶ友達もスケート再開してから結構変わってきちゃって。いまはスケート仲間といることが増えました。昔だったら、クラブとか音楽好きの友達が多かったんですけどね。なんか、彼女みたいにLINEがくるんですよ(笑)。「今日どこで滑ってんの?」とか、「誰といんの?」とか。デートしてる感じっすね、みんなと。

-スケートって身体動かしますけど、なんか他のスポーツとも違う感じですか?

春日: んー、同じっちゃ同じだけど。テンションが違いますよね、なんていうかストイックじゃない部活ノリ? スケーターって、悪ふざけもするじゃないですか。無鉄砲っていうか。テンションも馬鹿みたいに上げるし。できなかったりしても皆で盛り上がる感じは、ストイックな部活っていうよりも、『仲のいい部活』に近い感じですね。

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あくまでも自然体でいること。

-モデルになってから、生活面や考え方で変わったことってありますか?

春日: モデルになってからですか、あんまりスタンスは変わんないですね。もともと、ガツガツしたタイプでもないので、緩い感じでやってます。まったりモデルできるんだったら、やっちゃおうかなぁくらいの感じでした。どっちかって言ったら、自分のバックボーンがあって、それが反映されるようなモデルの仕事があればいいなぁくらいの感じですね。コレクションに出たいとか、そういうタイプではないと思います。

-なんか柔らかいオーラ出てますしね。

春日: どうも。ホント生活スタイルとかは変わってないですね。酒も飲むし、ラーメンも食べるし。そこまで、食事制限とかしてジム通ってとかもしないです。個人的にはスケートして、楽しくて、みんなハッピーで、みたいな感じのライフスタイルを大事にしたいんです。そういうの共感できる仕事はいくらでもやりますけどね。無理してないのが一番いいです。

-今の生き方とか、スタイル、バックボーンが形成されたソースは、やっぱり10代のスケートショップに務めていた時のことが大きいですか?

春日: そうなんです。それが大きいです。あとは、プロスケーターの大矢直孝くんとか、岡田晋君とか、ルイ・バレッタ君とか。東京に来て、プロスケーターの人とかに出会ったことも大きいです。そういう人達との繋がりが自分に大きな影響を与えていますね。90年代のスケートシーンが好きだから、ファッションのスタイルもそんな感じが多いです。あと10代の頃に見た「411」ってスケボーのビデオだったり、そういうスケートビデオからも音楽とかファッションの影響受けましたね。

-ちなみに、世の中には色んな人や価値観がありますけど、春日さんから見てスケーターの人ってどんな人が多いんですか?

春日: んー。自分のことを理解してる人が多い印象ですね。僕がスケートコミュニティが好きな理由のひとつでもあります。だからみんな笑顔なんですよ、余裕があるっていうか。その反面、滑ってるときは自分と向き合ってる時間で、自分との戦いっていうか。成長するには自分で努力するしかないですしね。なんかそこのONとOFFの切り替えとかもうまいんですよ。どっちも自然にできてる感じ。生き方とか、遊び方だったりとかも影響されますね。

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イーストパックとの出会い。いつもそこにある感じ。

-〈イーストパック〉と最初に会ったのはいつ頃ですか?

春日: 〈イーストパック〉と最初に会ったのは、従兄弟の兄ちゃんが持ってて。僕が中学校のときに彼は高校生だったんですけど、彼が通学で臙脂色のデイパックを使ってて「あーすげーカッコイイな。」って思って。で、正月のお年玉で売ってもらいました(笑)。

-くれなかったんですね(笑)。

春日: そう、くれなくて(笑)。 で、そこから通学で使いはじめて。ちょうどその時、スケートをやり始めたばっかだったから、背負ってプッシュして、5キロとか離れてるパークまで行って、その時にいっつも使ってましたね。だから今の生活の中心にあるスケートを始めた時と同じタイミングで出会ったものだから、自分にとっては本当に自然ていうか、いつもそこにある感じです。

-普段使う鞄の条件とかってありますか?

春日: 楽に扱えることですね。どこにでも置いちゃうし、なんでも詰め込める感じ。肩肘張ってない感じがちょうどいいですよね。鞄に気を使ってしまうとか本末転倒だし(笑)。

-バックの選び方とか、コーディネイトはどういう感じに決めていくんですか?

春日: んー、最初に決めちゃうかもしれないっすね。うん、靴と鞄を決めます。そっから、なんとなくコーディネイトを決めていく感じ。靴と鞄ってコーディネイトのキーアイテムじゃないっすか。

-鞄や靴ってアクティブな人なのか、そうじゃない人なのかとか、その人の生活や価値観が如実ににじみ出て、面白いですよね。

春日: 確かに鞄だけでも、その人のライフスタイルの大部分が見えてきますよね。種類も多いし、利便性に合わせて選ぶし。そっから、自分なりの味を楽しんでる人とか好感持てますよね。

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春日潤也のファッションの捉え方

-ところで春日さんって、すごくスタイルのある方だなぁと思うんですが、コーディネイトのコダワリとかあれば教えてください。

春日: んー難しいなぁ。割合でいうとラフが8、キレイが2です。スケートする時と、買い物とか行くときの服装の差が激しいですね。日によって、コーディネイトは全く違います。デートとかショッピングとかだったら、ジャケットやコート、革靴だって履きますし。自分も大事だけど、相手も大事にしないとファッションじゃないっすね。

-すごく共感できます。その日の目的や場所に合わせて変えるってことですね。

春日: そうです。だから、服を決めるっていうことは当たり前かもしれないけど、今日何をするのかとか、今日会う人のこと、そういうのを第一に考えてから決めますね。

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上手に生きるのコツ。

-では、自分らしく生きるコツとかあれば、お伺いしたいです。

春日: うまい具合に流されることですかね。つまり「自分はこう!」って決めないこと。そうするとそのまま成長も変化もないですし。人からの影響を素直に認めて、自分なりにブラッシュアップしていく感じですね。頑固は得なことないですから。まぁ自分なりのフィルターは通しますけど、うまく波に乗る感じですね。まったり暮らすのが一番です(笑)。

-それは昔から変わらないことですか?

春日: 僕A型なんで、きっちりしてたんですよ。でね、洋服屋いたときにこんなのありなの?ってくらい緩かったんです。そこで影響されて、細かいことを気にしすぎると疲れちゃうなーって、それに比例してガツガツした感じとかはなくなりましたね。色んなことに対して動じないし、変化にもうまく順応できるようになりました。

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気になるバッグの中身。

春日: まず、フィルムのカメラ。これ、クージーなんですけど、ケース代わりです。で、ビール飲む時はこれをビールに入れ替えます。

-なんか暮らしの知恵って感じですね。

春日: これ、真似していいですからね。あとサングラス。

-はい(笑)。 ちなみに、なんで写真はデジタルじゃなくて、フィルムなんですか?

春日: んー手軽じゃない感じとか、できるまでどうなってるかわからない感じとか。昔、パソコンのデータが飛んじゃったことがあって、今までの思い出がなくなっちゃって。だから、それからはフィルムで、実物に残すってのが自分的にはいい感じです。完全にいいCM来そうっすね。

-来ると思います(笑)。

春日: これはリップとかカットバンとかが入ったポーチ。女かって感じですよね。これはスケートのワックス。で、スケートする時に、ちょっとTシャツじゃ寒いって時に着るコーチジャケット。スケーターっていったら、コーチジャケットみたいなとこもあるし。僕は松井が好きだからヤンキースのコーチジャケット(笑)。 あとは、暇なときに読んでるジンとかフリーペーパー。ちょっとした気分転換に使えるっていうか。で、替えのTシャツにニットキャップ。スケートして汗かいた状態だと寒いから。で、こちらはお弁当みたいなんですけど、広げるとスケートシューズが顔を出すわけです。かわいいでしょ。

-それ、いいですね。かわいいです。

春日: 僕は身の回りのアイテムに対して、馴染みやすいローテク感とカラバリを求めている節があります。〈イーストパック〉にもそういった魅力を感じていますし。風呂敷は〈スピットファイア〉のデザインで、自分のウィールのブランドです。あと、折りたたみ傘。

-常に持ってるんですか?

春日: ちょっとでも雲行きが怪しかったら持っていきますね。スケートボードは濡れちゃダメなんで。だから、スケートボードが入るビニール袋とかも重要っす。

-結構入ってますね。

春日: そうっすね。この量がこのサイズに入るんですよ、意外とデカイんです(笑)。このサイズが僕にはちょうどのサイズです。変に隙間が空くわけじゃないし。

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イーストパックの魅力。

-最後に、〈イーストパック〉というブランドのイメージや思い出について聞かせて下さい。

春日: 学校の通学が一番印象的っすね。そっから、変わってないっす。自分が最もイキイキするっていうか、意識せずに『自分の生活の中』にあるから、クラシックな感じ。あと、先輩とか年上の人が使ってるアイテムってかっこいいじゃないですか。そっから、カラバリとかも毎年買い足していけるし。もう昔も今も変わらず、生活の中にある感じっすね。

-クタクタの鞄とかいいですよね、年期が入ってる感じとか。

春日: そうですね。僕も新品より、そういうのが好きです。育てる感じとかも楽しいし。あとはやっぱカラバリですよね。今日のコーディネイトとかも完全バッグの色から決めてますよ。レイカーズカラーです(笑)。色遊びのキーアイテムになるっていうか。定番の黒とかを使うことももちろんあるんですけど。スケーターって背中のカットとかが印象的で、プッシュする姿がカッコイイじゃないですか。そういうのが目に焼き付いてるから、僕にとって背中って重要なんですよね。あとは、原色が好きですね。スケートって原色を使うことが多いし。そこに合わせて、チームカラーとかで遊んだりとかもありますしね。オレンジのTシャツに黒のバックパックで、サンフランシスコジャイアンツみたいな。逆に青だったらドジャースとか。あと、赤と白の組み合わせとか、カープファンなんで(笑)。これからもずっとお世話になりますんで、もっとカラバリ増やして下さいね。

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記念すべき第一回は、モデル、俳優の春日潤也さんによるイメージムービー。スタイリッシュな映像表現に落とし込まれた「とある一日」をご覧下さい。

春日潤也/モデル
業界きってのスケートボード愛者。31歳。島根県出身。数多くのアーティストのPV、広告、ファッション雑誌などで活躍。抜群のスタイルと個性的なルックスはもちろんのこと、等身大でナチュラルな雰囲気が魅力。かつて洋服屋で働いていたこともあり、そのファッションセンスは業界でも高い評価を得ている。
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第二回は、春日潤也さんのインタビュー編に続きます。
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〈イーストパック(EASTPAK)〉を愛用する個性豊かな4人の『とある一日』。本人のライフスタイルと合わせ、そのバッグの魅力に改めて迫ります。なぜ彼らは〈イーストパック〉を使い続けるのか。なぜ彼らは今も昔も変わらずに、このバッグに惹かれてしまうのか。フイナム初となるムービー連動企画、全8回のボリュームでお届けします。

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〈イーストパック(EASTPAK)〉を愛用する個性豊かな4人の『とある一日』。本人のライフスタイルと合わせ、そのバッグの魅力に改めて迫ります。なぜ彼らは〈イーストパック〉を使い続けるのか。なぜ彼らは今も昔も変わらずに、このバッグに惹かれてしまうのか。フイナム初となるムービー連動企画、全8回のボリュームでお届けします。

Movie Director_Ryoji Kamiyama
Videographer _Shiji Kawamura
Making Movie_Norichika Inoue
Edit, Photo_Yuji Nakata
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吉田沙世/モデル
1990年生まれ、愛知県出身。可憐な佇まいに強く凛々しい瞳が印象的な吉田沙世さん。モデルとしては小柄ながらも抜群のプロポーションで、多くのファッション誌から熱い視線を送られている。最近ではCMやPV、ラジオ番組のMCなどマルチに活躍。自然体且つハイセンスな私服にも定評があり、男女問わずに多くのファンを惹き付けている。
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モデル、吉田沙世という人間について。

-まず吉田さんのパーソナルな部分を聞かせてください。吉田さんは東京出身なんですか?

吉田沙世(以下今井/敬称略): いえ、19歳くらいの時に名古屋から東京に出てきました。今24歳なので、こっちに来てもう5年くらい経ちますね。

-東京に出てきたのは、モデルになってからですか?

吉田: そうですね、名古屋でスカウトされて。それまでモデルの仕事に憧れとかはなかったんですが、私の母親も若い頃にモデルをやっていて、それに対しては良いイメージだったというか。でも自分がモデルになるなんてまったく想像してなかったですね。

-では、今の仕事をしているなかで何となく違和感があったり?

吉田: もちろんありますよ。自分が広告になっていたり、知らない人に声をかけられたり。でも、そういうのは素直に嬉しいです。

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-モデルという仕事の魅力について教えてください。

吉田: モデルの仕事だけではないと思うんですけど、自分という人間が誰かを元気付けていたり、励みになっていたりするなら。それってすごく素敵なことだと思うんです。シンプルすぎますか(笑)?

-いえいえ、シンプルで良いと思いますよ。ちなみにモデルの前はどんな仕事をされていたんですか?

吉田: 高校を卒業してから、神社で巫女さんとして2年程働いていました。高校の先生に薦められて(笑)。

-巫女さんですか。なぜ先生は、巫女さんを薦めたんでしょうか。

吉田: ん〜どうして薦めてくれたのかは分からないですけど(笑)。ただ、私は好奇心旺盛な性格なので、少しでも興味のあることには挑戦したくなってしまうんですよ。だから、きっと他の職業を薦められていたらその仕事をしていたんだろうなって思います。

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素で向き合う人間関係。

-周りの人にどんな人間だと言われますか?

吉田: 天真爛漫かなぁ(笑)? でも昔と比べて少し落ち着いてきたような気がします。上京してすぐの頃は何に対してもがむしゃらだったけど、少し慎重になったのかなぁ。落ち着いて物事を考えるようになりましたね。良い意味で自分にできることと、できないことを判断できるようになったというか。

-たとえば?

吉田: 何も考えずに飛び込むのは止めよう、とか。あと、自分に嘘をつくのが下手になりました。良いモノは良いって言えるけど、良くないモノを良いって言えなくなったと思います。言葉にするのは難しいけど、なんでも相手に合わせたり、ニコニコしてるだけは嫌だなって。素直でいたいって思うようになったんです。

-確かに、吉田さんの魅力は"素"な感じだと思います。

吉田: 本当ですか? でも、たしかに今回の撮影は仕事っていう感覚はほとんどなかったし。実際、休日のように好きな物食べて、好きな友達と遊んでって感じでしたから。ぜんぜん仕事っぽくなくてごめんなさい(笑)。

-良いように思われようとか、そういうのも大事ですけど、吉田さんはそうじゃないほうが好感持てます。

吉田: え? 良いように思われようとはしてたんだけどなぁ(笑)。

-それは失礼しました(笑)。

吉田: でもホントに肩肘張った人間関係って苦手なんです。私は、色んな人に興味があるから。その人の素のところを見たいんです。だからかしこまった空気感だと、それに合わせないといけないから無駄に緊張しちゃうんです。

-なるほど。

吉田: たとえばファッションや音楽のセンス、あとは知識もそうですが、素で向き合っていくとその人の色んな魅力を吸収することできるし。私は色んな人から色んな影響を受けていきたいんです。こういった現場で知り合う人達って、みんな本当に個性豊かですからね。

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-吉田さんの趣味について聞かせてください。

吉田: もちろんファッションは好きです。でも音楽と踊ることが一番本当に好きなんです。

-踊ること?

吉田: 小学生の頃からずっとダンスをやっていたんです。だから音楽も、グルーヴ感のある曲ならどんなジャンルの音楽でも聴きますね。

-なるほど。どういった経緯でダンスに興味を持ったんですか?

吉田: 小さい頃から家のテレビにMTVが入っていたんです。それで洋楽がすごく好きになって、ジャネット・ジャクソンとかに憧れていましたね。ミュージックビデオをひたすら観てました。

-じゃあ結構家で過ごすことが多かったですか?

吉田: いえいえ、そんなこともないですよ。むしろ毎日、缶蹴りやドッジボ-ルとかしてましたね。ひたすら逃げてましたけど(笑)。みんなに会いたいなぁ。

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-モデルの仕事だけでなく、ラジオ番組なんかもやってるみたいですね。

吉田: そうなんです。ファッションやビューティーのモデル仕事だけじゃなく、世界中の音楽やカルチャーに触れるラジオ番組のパーソナリティーをやらせてもらってます。本当に音楽が好きだったので、そういう仕事ができているのはすごく嬉しいことですね。でも人前で話すのがあまり得意じゃないので、いつも不安でいっぱいです(笑)。

-そういった多ジャンルの仕事をするうえで大切なことってなんですか?

吉田: どれも表現する仕事なので、常に色んなことにアンテナを張っています。たとえば、休日に映画館や美術館に行ったり、古着屋さんで見たことのない服を見たりするのもそうですね。新しい発見が好きなんです。

-まさに好奇心旺盛ですね。

吉田: でも疲れた時には家で2匹のネコと戯れてます。

-はい。

吉田: あ、興味ないでしょ(笑)! ミーちゃんとシーちゃんていうんですけど、すごく甘えん坊なんです。猫ってすごく表情が豊かで人間っぽいっていうか。どっちもメスなんですけど、私の憧れのモデルとも言える可愛さと、凛とした美しさもあって(笑)。

-はい。

吉田: また興味ない(笑)! 生まれ変わったら猫になりたいですね(笑)。

-デレデレですね。

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イーストパックとの出会い

-はじめて〈イーストパック〉と出会ったのはいつ頃ですか?

吉田: そうですね、2年くらい前に古着屋で見かけたのが最初だったと思います。ちょうどその頃から、古着屋に行くようになったんですけど。だから私の初〈イーストパック〉は古着でしたね。

-なるほど。バックパックってどんな時に使いますか?

吉田: 出会ったのが最近だから、私にとって〈イーストパック〉は結構大人になってから手にするバッグっていう感じで。

-では今日使っているモデルにはどういった印象をお持ちですか?

吉田: まさにこれは大人っぽさ全開というか。ディテールにレザーを使っているのも落ち着いた印象だし、それに総柄っていうギャップが面白くて気に入ってます。柄って今年のトレンドアイテムでもあるし、しかも羽根のデザインってすごく珍しい。それをハデにするんじゃなく、シックな色でまとめてるのがいいですよね。

-確かにデザイン性が高いのに上品な印象を受けます。吉田さんが最近気になってるスタイルについて教えて下さい。

吉田: 大人スポーティって感じですかね。今日もそうなんですけど、普段から動きやすい格好が好きで、わりとラフなアイテムでまとめることが多いんです。今日だったらスウェットパンツとスニーカーでスポーティな印象を出しつつ、そこにコートを合わせて少し大人っぽさも意識しています。

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-今日のスタイリングにそのバッグを合わせたのはなぜでしょう?

吉田: リュックって沢山荷物が入るのに両手も空くから、とにかくラクで便利。でも今日のスタイリングでいうと、コーディネイトのハズしにもなるし、大人っぽい素材とカラーリングなんで、全体のバランスを取るのにこのデザインがちょうど良かったんです。

-ちなみに今日のバックの中身を見せてもらってもよろしいですか?

吉田: まずは基本的なアイテムとして財布、スケジュール帳、鏡、化粧グッズの入ったポーチがありますよね。あとはスタイリストやカメラマンの友達が多いので、ルックはいつでも見せられるように持ち歩いてます。あ、ちゃんとした場所だとスニーカーからヒールに履き替えるので、それも入っていますね。

-ルックやヒールを持ち歩いているのは、モデルならではですね。

吉田: もちろんリュックじゃないと無理なんですけど(笑)。一日に色んな用事が詰まっていて外出時間が長いと、たいてい荷物も多くなってしまいます。そうなると服装もなるべく疲れにくいラフなものを着るようになりますから。でも今日は、夜遊びに行く予定があるので大人っぽさも欠かせないかなって(笑)。カラバリもそうですけど、最近は色んなデザインも出ているので、シーンごとにもっと使い分けていきたいなって思ってます。

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双日ジーエムシー(イーストパック)
電話:03-6894-5760
http://www.eastpak.jp/
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イーストパックを愛用する人の一日を追いかける本企画。VOL.5は、モデルの吉田沙世さんの「とある一日」をスタイリッシュな映像表現に落とし込んだイメージムービー。

Movie Director_Ryoji Kamiyama
Videographer _Genta Uehara
Making Movie_Norichika Inoue
Interviewer_Ryo Muramatsu
Music_Gigi
Edit, Photo_Yuji Nakata
Special Thanks_JACKPOT, Pizza SLICE

吉田沙世/モデル
1990年生まれ、愛知県出身。華奢で可憐な佇まいに強く凛々しい瞳が印象的な吉田沙世さん。モデルとしては小柄ながらも抜群の存在感で多くのファッション誌で活躍。最近ではCMやPVなどにも多く出演している。自然体且つハイセンスな私服にも定評があり、男女問わずに多くのファンを惹き付けている。
www.vithmicpro.co.jp/tokyo/model/ladies/sayo_yoshida.html

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〈イーストパック(EASTPAK)〉を愛用する個性豊かな4人の『とある一日』。本人のライフスタイルと合わせ、そのバッグの魅力に改めて迫ります。なぜ彼らは〈イーストパック〉を使い続けるのか。なぜ彼らは今も昔も変わらずに、このバッグに惹かれてしまうのか。フイナム初となるムービー連動企画、全8回のボリュームでお届けします。

Movie Director_Ryoji Kamiyama
Videographer _Genta Uehara
Making Movie_Norichika Inoue
Interviewer_Ryo Muramatsu
Edit, Photo_Yuji Nakata
Special Thanks_seedless bar

今井洋介/写真家、アーティスト
森林、山、川、海、空といったネイチャーエレメントを独自の感性ですくい取る、冒険家にも似た写真作家として活動する傍ら、ミュージシャン、サーファーなど幅広い顔をもつ。現在はその多彩な才能と男気溢れるキャラクターで「フジテレビ」の大人気番組『テラスハウス』のメンバーとして世間の注目の的となっている。
www.imaiyosuke.com/

音楽と写真の二つには、相互にインスピレーションがあるんです。

-テラスハウスに出演中の今井さんですが、改めてどんな活動をされている方なのかを教えて頂けますか?

今井洋介(以下今井/敬称略): 僕は写真と音楽を使って表現活動をしています。写真に関しては主に個展を開いて、作品を展示してそれを買ってもらって、また新しい作品を作ったりしています。音楽はアコースティックギターを使ったインストゥルメンタルミュージックを作っています。最近はライブも増えてきて、より多くの人に自分の音楽を届けられるようになったのを嬉しく思っています。

-写真と音楽ということですが、どちらを先に始めたんですか?

今井: 始めたのはギターが先ですね。9歳の頃からやっていて、気付けばもう20年選手って感じです。写真を撮りはじめたのは18歳からなので、大体10年くらい。個展をやり始めたのは2年くらい前からです。

-では、1つではなく2つの活動を両立するスタイルは、どのようにして生まれてきたのでしょうか?

今井: 昔から自分の生活にあったものなので意図して生み出したとか、そういうのは一切ないんですけど。どっちも自分を表現する手段として必要不可欠だったというか、自分の生活のなかにあり続けているのでどちらか1つを選ぶとかは逆に難しいですね。単純に両方ともが自分自身なので。それに僕自身は写真家とか、ミュージシャンとかそいう括りの前にアーティストとして表現活動をしている感じです。表現のツールが写真と音楽なわけで。

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-表現したいことのツールとしてその二つを使っているということですね。では、その2つの表現活動で共通する部分とかってあったりしますか?

今井: そうですね、もちろん共通していることはありますよ。僕はわりとセンチメンタルな 趣向を持っている方だと思うんです。写真にしろ音楽にしろ、少し感傷的というか。意図しているわけではないんですが、自分にとって「これいいな」とか「素敵だな」というものが、どちらともそういう表現として出来上がっている気がしますね。

-共通した感性が込められているわけですね。両方を平行してやっていることで得られる利点のようなものってあったりしますか?

今井: もちろんありますよ。写真を撮っていて煮詰まったら、頭のなかのモヤモヤを別のカタチで吐き出すためにギターを手にしてみたり。大抵そういう時は、いい曲ができたりするんですよね(笑)。逆にギターがうまくいってなかったら景色を見に出かけて、その時はいい写真が撮れたりとか。結果だけ見たら、互いに支え合ってる感じですね。やっぱり1つだけじゃダメなんですよ(笑)。

-その2つはご自身から生まれてくるものなので、結局はリンクしていくってことですね。

今井: そのとおりです。音楽を作っている時は情景を思い描きながら作っていくし、写真を撮っているときはメロディが流れてくる感じなんで。さっき、どっちかが煮詰まったらという表現をしましたが、ニュアンス的には自分自身を整理して固めるために、もう一方に手を出して感覚を研いでいくって感じです。だから片方がうまく出来てくると、もう片方も自ずとうまくいくんです。

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-写真と音楽を平行して進めることで、ご自身の感性を研ぎすましていくことができるわけですね。ちなみに先ほど9歳の頃に音楽を始めたとおっしゃっていましたが、そのキッカケはなんだったんですか?

今井: 両親が音楽好きなヒッピー夫婦だったんです。だから幼い頃からずっと親のレコードを聞きながら育ってきました。それで父親のギターを触らせてもらうようになって、自然と弾けるようになっていったんです。

-身近に音楽のある環境で育ってこられたんですね。では、それ故の自身の性格やスタイル、コダワリだったりがあれば教えて下さい。

今井: コダワリじゃないですけど、寝ている時以外は音楽に囲まれていたいなって思ってます。むしろ寝ている間もイヤホンつけてる感じです(笑)。

-心の底から音楽が好きなんですね(笑)。では、もうひとつの活動である写真を始めたキッカケはなんですか?

今井: 昔からインスタントカメラで撮ったりしてたんですが、もちろんそれは遊びで。で、18歳の頃に祖父から形見としてアナログの一眼レフを譲り受けたんです。写真を始めたのキッカケは、その一眼レフだったといえますね。それを片手に街を練り歩いたり、山登ったり、海行ったりするようになって。最近は海中や海面の写真にハマっていて、自分の趣味であるサーフィンだったりとリンクしていて、より自分らしさを表現できているような気がしています。

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海外生活で得た経験

-海外生活が長いと思うんですが、それはご両親の影響だったんですか?

今井: 祖父が通訳の仕事をしていたんですけど、それで海外の写真を見せてもらったりしていて。自分も英語が話せたら色んな世界が見れるんだろうなっていう憧れもあって、自然と海外に意識が向くようになっていったんです。で、その勢いのままロンドンに留学したわけなんですけど。

-ちなみに、いままで何カ国くらい訪れたことがあるんですか?

今井: 10カ国くらいですね。

-一番印象に残っている国があったら教えて下さい。

今井: ノルウェーに住んでいたんですけど、そこは日本で言う、九時五時の世界で生きていなくて、八時四時とか、七時三時とか。ライフスタイルの時間帯が全部前倒しなんです。だから家で過ごす時間が本当に長くて、それを大切にするんです。

-北欧は家具やインテリアのブランドが豊富ですもんね。

今井: そうなるってことは、家の環境をアップデートしていくことに価値を見いだしていきますよね。いい家具を揃えたり、いい珈琲を片手に本を読んだり、食事の準備も、それを食べるのにも時間を掛けたり。そういう文化に触れることってあまりないじゃないですか。特に日本みたいな国に住んでる分、その反動はとても大きいわけで。だから僕の海外経験のなかでも、ノルウェーという国は特別なんです。イマの自分のライフスタイルや価値観にも大きな影響を与えてくれていますね。

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-では、そんな海外経験が豊富な今井さんにお伺いします。必然的にパッキングする機会が多いと思うんですが、鞄というものに対して求めることってなんですか?

今井: このバックパックに関連づけると、デザイン性と機能性を兼ね備えていることですかね。個人的には、シンプルで無駄のないデザインが好きです。で、機能性でいうと「ややこしくない、めんどくさくない」ということ。ざっくりしたデザインでイージーアクセスできる構造。両手が自由になるバックパックが自分にとってはベストなんです。で、テンポよく荷物をまとめて、すぐに動けたりすることも自分にとっては重要で、こういうバックパックは重宝しますよね。あと、ここ。ジップが底の方まで開くんで大きな荷物も入れやすいですし。僕は15インチのMacBookとかも平気で入れてます。

-なるほど。ちなみに今朝お会いした時、キャリーケースも車に入っていましたよね?どのように使っていますか?

今井: どこにでも持っていけるのがデイユーズタイプのバックパックじゃないですか。ちょい出から一日くらいの外出だったら、このサイズで十分ですよね。でも二日以上の外出、海外にいくときキャリーケースを使ってます。こっちはしきりこそあるんですけど、やっぱり作りは極めてシンプルです。衣類をこっちにまとめて、カメラの機材はこっちとか。ソフトタイプなんで大きさのわり軽いのもポイント高いです。

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イーストパックの魅力。

-はじめて〈イーストパック〉と出会ったのはいつ頃ですか?

今井: そもそも、日本にいた頃は〈イーストパック〉のことを全然知りませんでした(笑)。でもすごく記憶に残ってるのはロンドンに留学してた時、地下鉄で見かけたお洒落なカップルが〈イーストパック〉をしょっていたんです。それが初めての出会いで、あまりにもサマになっていたんでスタイルみたいなのを感じてましたね。シンプルで背伸びしてない感じとか、その人自身で勝負してる感じで好感持てたんですよ。だから〈イーストパック〉との出会いも、〈イーストパック〉の印象も、その人を通じて僕の記憶に深く根付いているんです。

-なるほど。〈イーストパック〉がはじめて直営店を出したのもロンドンですからね。シンプルな着こなしで肩肘張らない感じでも十二分に洒落たカップルだったわけですね。では、続けて質問させて頂きます。好きなバッグの色ってありますか?本日は黒のバックパックですが。

今井: そうですね、結構洋服に色を取り入れるのが好きで、だからこそ何にでも合う黒のバッグを使うことが多いんです。あとカメラ機材って大体黒じゃないですか。小物系で色合わせしてると僕がカメラを持つときは黒が多くなっちゃいます。すごく私的な理由ですけどね(笑)。でもバッグって、その人がどんな生活そしていているのか、どんな価値観を持っているのかっていうのが如実に現れますしね。だから、この黒のバックパックは、僕にとってすべてが丁度いいんです。

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バッグパック:アウト オブ オフィス® ブラック ¥8,500+税
ラゲージ:ラゲージ トランバーズ S ¥25,000+税

双日ジーエムシー(イーストパック)
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記念すべき第三回は、写真家、アーティストの今井洋介さんによるイメージムービー。スタイリッシュな映像表現に落とし込まれた「とある一日」をご覧下さい。

今井洋介/写真家、アーティスト
森林、山、川、海、空といったネイチャーエレメントを独自の感性ですくい取る、冒険家にも似た写真作家として活動する傍ら、ミュージシャン、サーファーなど幅広い顔をもつ。現在はその多彩な才能と男気溢れるキャラクターで「フジテレビ」の大人気番組『テラスハウス』のメンバーとして世間の注目の的となっている。
www.imaiyosuke.com/

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第四回は、今井洋介さんのインタビュー編に続きます。
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〈イーストパック(EASTPAK)〉を愛用する個性豊かな4人の『とある一日』。本人のライフスタイルと合わせ、そのバッグの魅力に改めて迫ります。なぜ彼らは〈イーストパック〉を使い続けるのか。なぜ彼らは今も昔も変わらずに、このバッグに惹かれてしまうのか。フイナム初となるムービー連動企画、全8回のボリュームでお届けします。

Movie Director_Ryoji Kamiyama
Videographer _Shiji Kawamura
Making Movie_Norichika Inoue
Interviewer_Ryo Muramatsu
Edit, Photo_Yuji Nakata

春日潤也/モデル
数多くのアーティストのPV、広告、ファッション雑誌などで活躍。抜群のスタイルと個性的なルックスはもちろんのこと、等身大でナチュラルな雰囲気が魅力。かつて洋服屋で働いていたこともあり、そのファッションセンスは業界でも高い評価を得ている。
http://www.lespros.co.jp/talent/models/junya_kasuga/

モデル、俳優の春日潤也という人間について。

-イーストパックについて伺う前に、春日さんの趣味であるスケートボードについてお伺いしたいのですが。

春日潤也氏(以下春日/敬称略): 22歳から28歳くらいまでの間はやっていなくてブランクがあるんですけど、スケート歴で言ったら、だいたい8年くらいかな。でも全然うまくならないっすね(笑)。

-再開したキッカケはなんですか?

春日: 友達がもう一回スケートやろうよって誘ってくれて。じゃあ、駒沢公園ってとこがあるよって。知ってたけど行ったことなかったんですけど。昔はストリートで、街の中をぶらぶらしてるとかが多かったんですけど、そこで、アールスケートやランプだったりとか始めて、またハマるって感じでしたね。

-なるほど。再開してから飽きずに続けてる理由はなんですか?

春日: 理由ですか、ん~友達とワイワイ(笑)。なんでもない話をしたり、情報交換するチャンスだったり。なんかスケートコミュニティ自体が好きなんです。みんなで和気藹々とやって。で、アフターで飲みにいったり、クラブ行ったりとか。そういう一日の流れとグループ感が楽しいんです。

-結構、頻繁にスケートしてるんですか?

春日: 最近は、週2くらいですかね。

-駒沢公園以外だと、どのへんに行くんですか? 地方とかにも面白いパークありますよね。

春日: やっぱ宮下公園ができてからは、そこが多いですね。あとは世田谷公園か田町。地方の知らないパークとかにも行ったりしますし、年に一度はスケートキャンプもします。大人数でレンタカー借りて、山形の寒河江ってとこのパークで二泊三日で皆でキャンプしながら滑り倒すみたいな。

-夏合宿みたいで楽しそうです。生活の中心って感じですか?

春日: 仕事がなければ、ホントにスケートしてることが多いっすね。遊ぶ友達もスケート再開してから結構変わってきちゃって。いまはスケート仲間といることが増えました。昔だったら、クラブとか音楽好きの友達が多かったんですけどね。なんか、彼女みたいにLINEがくるんですよ(笑)。「今日どこで滑ってんの?」とか、「誰といんの?」とか。デートしてる感じっすね、みんなと。

-スケートって身体動かしますけど、なんか他のスポーツとも違う感じですか?

春日: んー、同じっちゃ同じだけど。テンションが違いますよね、なんていうかストイックじゃない部活ノリ? スケーターって、悪ふざけもするじゃないですか。無鉄砲っていうか。テンションも馬鹿みたいに上げるし。できなかったりしても皆で盛り上がる感じは、ストイックな部活っていうよりも、『仲のいい部活』に近い感じですね。

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あくまでも自然体でいること。

-モデルになってから、生活面や考え方で変わったことってありますか?

春日: モデルになってからですか、あんまりスタンスは変わんないですね。もともと、ガツガツしたタイプでもないので、緩い感じでやってます。まったりモデルできるんだったら、やっちゃおうかなぁくらいの感じでした。どっちかって言ったら、自分のバックボーンがあって、それが反映されるようなモデルの仕事があればいいなぁくらいの感じですね。コレクションに出たいとか、そういうタイプではないと思います。

-なんか柔らかいオーラ出てますしね。

春日: どうも。ホント生活スタイルとかは変わってないですね。酒も飲むし、ラーメンも食べるし。そこまで、食事制限とかしてジム通ってとかもしないです。個人的にはスケートして、楽しくて、みんなハッピーで、みたいな感じのライフスタイルを大事にしたいんです。そういうの共感できる仕事はいくらでもやりますけどね。無理してないのが一番いいです。

-今の生き方とか、スタイル、バックボーンが形成されたソースは、やっぱり10代のスケートショップに務めていた時のことが大きいですか?

春日: そうなんです。それが大きいです。あとは、プロスケーターの大矢直孝くんとか、岡田晋君とか、ルイ・バレッタ君とか。東京に来て、プロスケーターの人とかに出会ったことも大きいです。そういう人達との繋がりが自分に大きな影響を与えていますね。90年代のスケートシーンが好きだから、ファッションのスタイルもそんな感じが多いです。あと10代の頃に見た「411」ってスケボーのビデオだったり、そういうスケートビデオからも音楽とかファッションの影響受けましたね。

-ちなみに、世の中には色んな人や価値観がありますけど、春日さんから見てスケーターの人ってどんな人が多いんですか?

春日: んー。自分のことを理解してる人が多い印象ですね。僕がスケートコミュニティが好きな理由のひとつでもあります。だからみんな笑顔なんですよ、余裕があるっていうか。その反面、滑ってるときは自分と向き合ってる時間で、自分との戦いっていうか。成長するには自分で努力するしかないですしね。なんかそこのONとOFFの切り替えとかもうまいんですよ。どっちも自然にできてる感じ。生き方とか、遊び方だったりとかも影響されますね。

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イーストパックとの出会い。いつもそこにある感じ。

-〈イーストパック〉と最初に会ったのはいつ頃ですか?

春日: 〈イーストパック〉と最初に会ったのは、従兄弟の兄ちゃんが持ってて。僕が中学校のときに彼は高校生だったんですけど、彼が通学で臙脂色のデイパックを使ってて「あーすげーカッコイイな。」って思って。で、正月のお年玉で売ってもらいました(笑)。

-くれなかったんですね(笑)。

春日: そう、くれなくて(笑)。 で、そこから通学で使いはじめて。ちょうどその時、スケートをやり始めたばっかだったから、背負ってプッシュして、5キロとか離れてるパークまで行って、その時にいっつも使ってましたね。だから今の生活の中心にあるスケートを始めた時と同じタイミングで出会ったものだから、自分にとっては本当に自然ていうか、いつもそこにある感じです。

-普段使う鞄の条件とかってありますか?

春日: 楽に扱えることですね。どこにでも置いちゃうし、なんでも詰め込める感じ。肩肘張ってない感じがちょうどいいですよね。鞄に気を使ってしまうとか本末転倒だし(笑)。

-バックの選び方とか、コーディネイトはどういう感じに決めていくんですか?

春日: んー、最初に決めちゃうかもしれないっすね。うん、靴と鞄を決めます。そっから、なんとなくコーディネイトを決めていく感じ。靴と鞄ってコーディネイトのキーアイテムじゃないっすか。

-鞄や靴ってアクティブな人なのか、そうじゃない人なのかとか、その人の生活や価値観が如実ににじみ出て、面白いですよね。

春日: 確かに鞄だけでも、その人のライフスタイルの大部分が見えてきますよね。種類も多いし、利便性に合わせて選ぶし。そっから、自分なりの味を楽しんでる人とか好感持てますよね。

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春日潤也のファッションの捉え方

-ところで春日さんって、すごくスタイルのある方だなぁと思うんですが、コーディネイトのコダワリとかあれば教えてください。

春日: んー難しいなぁ。割合でいうとラフが8、キレイが2です。スケートする時と、買い物とか行くときの服装の差が激しいですね。日によって、コーディネイトは全く違います。デートとかショッピングとかだったら、ジャケットやコート、革靴だって履きますし。自分も大事だけど、相手も大事にしないとファッションじゃないっすね。

-すごく共感できます。その日の目的や場所に合わせて変えるってことですね。

春日: そうです。だから、服を決めるっていうことは当たり前かもしれないけど、今日何をするのかとか、今日会う人のこと、そういうのを第一に考えてから決めますね。

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上手に生きるのコツ。

-では、自分らしく生きるコツとかあれば、お伺いしたいです。

春日: うまい具合に流されることですかね。つまり「自分はこう!」って決めないこと。そうするとそのまま成長も変化もないですし。人からの影響を素直に認めて、自分なりにブラッシュアップしていく感じですね。頑固は得なことないですから。まぁ自分なりのフィルターは通しますけど、うまく波に乗る感じですね。まったり暮らすのが一番です(笑)。

-それは昔から変わらないことですか?

春日: 僕A型なんで、きっちりしてたんですよ。でね、洋服屋いたときにこんなのありなの?ってくらい緩かったんです。そこで影響されて、細かいことを気にしすぎると疲れちゃうなーって、それに比例してガツガツした感じとかはなくなりましたね。色んなことに対して動じないし、変化にもうまく順応できるようになりました。

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気になるバッグの中身。

春日: まず、フィルムのカメラ。これ、クージーなんですけど、ケース代わりです。で、ビール飲む時はこれをビールに入れ替えます。

-なんか暮らしの知恵って感じですね。

春日: これ、真似していいですからね。あとサングラス。

-はい(笑)。 ちなみに、なんで写真はデジタルじゃなくて、フィルムなんですか?

春日: んー手軽じゃない感じとか、できるまでどうなってるかわからない感じとか。昔、パソコンのデータが飛んじゃったことがあって、今までの思い出がなくなっちゃって。だから、それからはフィルムで、実物に残すってのが自分的にはいい感じです。完全にいいCM来そうっすね。

-来ると思います(笑)。

春日: これはリップとかカットバンとかが入ったポーチ。女かって感じですよね。これはスケートのワックス。で、スケートする時に、ちょっとTシャツじゃ寒いって時に着るコーチジャケット。スケーターっていったら、コーチジャケットみたいなとこもあるし。僕は松井が好きだからヤンキースのコーチジャケット(笑)。 あとは、暇なときに読んでるジンとかフリーペーパー。ちょっとした気分転換に使えるっていうか。で、替えのTシャツにニットキャップ。スケートして汗かいた状態だと寒いから。で、こちらはお弁当みたいなんですけど、広げるとスケートシューズが顔を出すわけです。かわいいでしょ。

-それ、いいですね。かわいいです。

春日: 僕は身の回りのアイテムに対して、馴染みやすいローテク感とカラバリを求めている節があります。〈イーストパック〉にもそういった魅力を感じていますし。風呂敷は〈スピットファイア〉のデザインで、自分のウィールのブランドです。あと、折りたたみ傘。

-常に持ってるんですか?

春日: ちょっとでも雲行きが怪しかったら持っていきますね。スケートボードは濡れちゃダメなんで。だから、スケートボードが入るビニール袋とかも重要っす。

-結構入ってますね。

春日: そうっすね。この量がこのサイズに入るんですよ、意外とデカイんです(笑)。このサイズが僕にはちょうどのサイズです。変に隙間が空くわけじゃないし。

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イーストパックの魅力。

-最後に、〈イーストパック〉というブランドのイメージや思い出について聞かせて下さい。

春日: 学校の通学が一番印象的っすね。そっから、変わってないっす。自分が最もイキイキするっていうか、意識せずに『自分の生活の中』にあるから、クラシックな感じ。あと、先輩とか年上の人が使ってるアイテムってかっこいいじゃないですか。そっから、カラバリとかも毎年買い足していけるし。もう昔も今も変わらず、生活の中にある感じっすね。

-クタクタの鞄とかいいですよね、年期が入ってる感じとか。

春日: そうですね。僕も新品より、そういうのが好きです。育てる感じとかも楽しいし。あとはやっぱカラバリですよね。今日のコーディネイトとかも完全バッグの色から決めてますよ。レイカーズカラーです(笑)。色遊びのキーアイテムになるっていうか。定番の黒とかを使うことももちろんあるんですけど。スケーターって背中のカットとかが印象的で、プッシュする姿がカッコイイじゃないですか。そういうのが目に焼き付いてるから、僕にとって背中って重要なんですよね。あとは、原色が好きですね。スケートって原色を使うことが多いし。そこに合わせて、チームカラーとかで遊んだりとかもありますしね。オレンジのTシャツに黒のバックパックで、サンフランシスコジャイアンツみたいな。逆に青だったらドジャースとか。あと、赤と白の組み合わせとか、カープファンなんで(笑)。これからもずっとお世話になりますんで、もっとカラバリ増やして下さいね。

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双日ジーエムシー(イーストパック)
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記念すべき第一回は、モデル、俳優の春日潤也さんによるイメージムービー。スタイリッシュな映像表現に落とし込まれた「とある一日」をご覧下さい。

春日潤也/モデル
業界きってのスケートボード愛者。31歳。島根県出身。数多くのアーティストのPV、広告、ファッション雑誌などで活躍。抜群のスタイルと個性的なルックスはもちろんのこと、等身大でナチュラルな雰囲気が魅力。かつて洋服屋で働いていたこともあり、そのファッションセンスは業界でも高い評価を得ている。
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第二回は、春日潤也さんのインタビュー編に続きます。
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REGALのサドルシューズがモダンにアップデート。20足限定で発売。

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regal_shoe001.jpg 広く知られているREGALから誕生したオリジナルブランド〈リーガル シュー&カンパニー(REGAL Shoe&Co.)〉。この度、伝統的なサドルの顔であるラウンドトゥの形状を保ちつつ、50年以上前にアメリカから持ち込まれたBRITANNYラストを参考に製作。フィッティングをさらに追求した新型モデルがリリース。 regal_camo002.jpg
ニュースタンダード・サドルシューズ ¥42,000+TAX
ステア素材のアッパーにはカモ柄をインクジェットプリントを施し、さらに色落ちしないよう特殊なコーティングで加工した本作。デイリーユースかつサドルシューズ特有のボテッとしたボリューム感の木型にも惹かれますが、最大の魅力は直営店限定20足でカーキカモフラージュのみのカラー展開にあります。 ドレス感を抑え、程良い抜け感と落ち着いた印象を両立させた一足は、伝統とモダンの融合をコンセプトに置く〈リーガル シュー&カンパニー〉の真骨頂。使い勝手はさることながら、満足感も一入のはずです。是非店頭で確かめてみてください。
Photo_Masaki Sato Text_Jun Nakada
REGAL Shoe&co. 住所:東京都渋谷区神南1-9-4 NCビル 電話:03-5459-3135 www.shoeandco.jp

CLASSY 〜OLIVER GOLDSMITH OPTICIAL COLLECTION〜

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1926年にイギリスで創業した〈オリバーゴールドスミス(OLIVER GOLDSMITH)〉。50年代には、斬新なデザインのサングラスでセンセーショナルな話題をさらうなど、一躍時のブランドに。そして半世紀が経過した今、当時のデザインをベースにしたトラディショナルなライン、そして新たな感性を元に生み出された新作の二本立てで、ブランドは再び飛翔期に入った。比肩なき存在感のオプティカルを、6人の粋人が"かけ"こなす。

Photo_Shota Matsumoto
Design_Shogo Kosakai[siun]
Edit_Ryo Komuta

サラディストリビューション東京
電話:03-5985-0835

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VARIETY いろんなギャレットライト。

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2010年にスタートしたアメリカ・カリフォルニア州発のアイウェアブランド〈ギャレットライト カリフォルニアオプティカル(GARRETT LEIGHT CALIFORNIA OPTICAL)〉。立ち上げたのは〈オリバーピープルズ〉の創設者の息子である、ギャレット・ライト。まさに眼鏡業界のサラブレットと言える彼が手がけるそのコレクションの魅力とは。期間限定でトランクショーを行うショップ「スティーブン アラン(Steven Alan)」と縁の深い人々が実践する"いろんなギャレットライト"。

Photo_Yuhki Yamamoto
Edit_Hiroshi Yamamoto

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初夏の必需品。薄手の羽織ものがバーバリー・ブラックレーベルから。

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ジャケット ¥19,000+税、ベスト ¥9,000+税(以下同様)
春から初夏を飛び越えて、一気に夏になってしまった感のある今日この頃ですが、夏場のエアコン対策にも薄手のアウターは必携です。 今回ご紹介する〈バーバリー・ブラックレーベル(BURBERRY BLACK LABEL)〉のジャケット&ベストは基本みな軽やかな素材を使った、小粋な仕上がりなのです。 まず、上の写真はドット柄のダンガリー素材を使用。ソフトな質感と細かいドットが、清涼感たっぷりなのです。 BBJ_02.JPG お次はネイビー×ホワイトのボーダーに、赤のペーンが印象的なオリジナル柄を用いた一品。リネン混なので、サラッと着れます。 BBJ_03.JPG こちらは鮮やかなトリコロールカラーが目を引くタータンチェック。白パンなんかに絶大な相性の良さを見せるのではないでしょうか。こちらもリネン混素材。 BBJ_04.JPG 最後は見るからに涼しそうな、ダンガリーシャツ通気性に優れた一着。無造作にまくって、裏地のチェックを見せるもよし、ですね。 いずれも、ジャケットというよりは、カーディガン、もしくはシャツ感覚で羽織れる便利アイテムです。また、細身ながらリラックス感のあるボックスシルエットで、着心地も抜群。 ひとつ揃えておけば、夏の暴力的な冷房も怖くありませんね。
Text_Ryo Komuta
バーバリーC.R.室 SANYO SHOKAI 電話:0120-340-654 www.burberry-blacklabel.com

タピア・ロサンゼルスのSSアイテムを一挙に紹介。

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tapi_1.JPG 程よく力の抜けたダンディズムで、ジワジワとファンを増やし続けている〈タピア・ロサンゼルス(Tapia Los Angeles)〉。普通なんだけど、どこか凝っていて、着てみるとそのどれもが絶妙で。 そんな大人の日常着にふさわしい〈タピア・ロサンゼルス〉のSSアイテムをいくつかご紹介します。 tapi_2.JPG
左 ¥26,000+税、右 ¥25,000+税
まず、製品染めが施されたスプレッドカラーのシャツ。程よくクタる感じや、絶妙な大きさの襟、その角度など、とにかく行き届いているわけです。プライスもこなれてます。 tapi_3.JPG
¥27,000+税
お次はブランドの定番となっているアイテム「Varsity Bomber」。その名の通り、カレッジ的な匂いのするビジュアルですが、甘さやファニーなイメージはできるだけカット。大人の着用に耐えうるアウターとなっています。 tapi_4.JPG
¥8,000+税
そしてこの極めてベーシックなTシャツ。写真からこの快適さが伝わるとよいのですが、とにかく抜群に着心地のいい一枚です。100%コットンながら、程よくテロテロな肌触り。「Tissue Jersey」なる素材だそうですが、読んで字のごとしとはこのことです。 tapi_5.JPG
¥33,000+税
最後にショーツをご紹介。夏といえばの素材、麻を使った一着です。製品染めを施すことによる心地よいユルさがちょうどいい感じですね。 という感じなのですが、伝わりましたでしょうか? ブランドが現在の名前になって3年目。昔からのマイケル・タピアの支持者以外にも、新しいファンが続々増えている現状も、納得のコレクションなのでした。
Text_Ryo Komuta
モアライド 電話:03-5351-6277

カラフル&ポップなポロシャツが入荷致しました。

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01_poro.jpg 夏の定番トップスとして揺るぎない地位を獲得しているポロシャツ。〈バーバリー・ブラックレーベル(BURBERRY BLACK LABEL)〉の新作では、カラフルかつポップなシリーズが揃いました。 上の写真のように、並べるとわかるブランド定番のアイコンワッペン。縁をフェルトにすることでポップな雰囲気を演出しつつも、光沢のあるレーヨン刺繍糸による高級感をも、感じられる仕上がりです。 02_hynm_9082.JPG
各 ¥11,000+税
ボーダーは4色展開、無地は6色展開となります。大定番の鹿の子素材にストレッチ性をプラスすることで細身のシルエットながら、着心地はノンストレスです。 03_hynm_9086.JPG
各 ¥11,000+税
どんなボトムスでも受け入れてくれる懐の深さが魅力のポロシャツ。色違いで買っておいてもいいかもしれません。
Text_Ryo Komuta
バーバリーC.R.室 SANYO SHOKAI 電話:0120-340-654 www.burberry-blacklabel.com

GREENROOM FESTIVALで開催された「Levi's® CALIFORNIA FAIR」をレポート。 005

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オオノケンサクさん(40) アートディレクター
フイナム×リーバイス® 特設サイト SP_banner-01.jpg

GREENROOM FESTIVALで開催された「Levi's® CALIFORNIA FAIR」をレポート。 004

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ワタナベマサヨシさん(40) JACKSON MATISSE
フイナム×リーバイス® 特設サイト SP_banner-01.jpg

GREENROOM FESTIVALで開催された「Levi's® CALIFORNIA FAIR」をレポート。 003

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小牟田さんファミリー
フイナム×リーバイス® 特設サイト SP_banner-01.jpg

GREENROOM FESTIVALで開催された「Levi's® CALIFORNIA FAIR」をレポート。 002

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yoshi47さん アーティスト
フイナム×リーバイス® 特設サイト SP_banner-01.jpg

GREENROOM FESTIVALで開催された「Levi's® CALIFORNIA FAIR」をレポート。 001

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MATSUさん 会社員
フイナム×リーバイス® 特設サイト SP_banner-01.jpg

UNITED ARROWS & SONSとWTAPSの特別な一着がリリース。

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WTAPS for UNITED ARROWS & SONS ¥35,000
ユナイテッドアローズ 原宿本店 メンズ館」の地下1階に広がる、日本を代表するファッションアイコンの小木 "Poggy" 基史氏がディレクターを務める「ユナイテッド アローズ & サンズ(UNITED ARROWS & SONS)」。世界で最も新鮮でイケてる感性に触れ続ける小木 "Poggy" 基史氏が、独自の審美眼を融してエディットする唯一無二の空間です。 そんな同店が、兼ねてから親交の深い〈WTAPS〉とスペシャルな一着を6月中旬にリリースします。今シーズンの〈WTAPS〉を象徴するテキスタイルとして人気を博したオリジナルテキスタイルを用い、インラインでは展開されることのなかったジャケットを制作。 WTAPSSONSSDFGGHSDGH.jpg 〈WTAPS〉のデザイナーである西山徹氏が影響を受けてきた、スケートボードやBMXなど、古き良き時代のユースカルチャーのグラフィックプリントが、シーチング織りのコットン素材に洗い加工を施し、独特な風合いと柔らかく軽い着心地のジャケットに見事に落とし込まれています。 レトロなタッチのグラフィックが、ノスタルジックな気分を味合わせてくれる特別な一着から、〈ユナイテッド アローズ & サンズ〉と〈WTAPS〉の世界観を体感してみてください。
Text_Yuji Nakata
WTAPS for UNITED ARROWS & SONS 発売:6月中旬 場所:原宿本店 メンズ館 B1F(UNITED ARROWS & SONS) 住所:東京都渋谷区神宮前 3-28-1 電話:03-3479-8180
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